[Ubuntu]ホームの日本語フォルダを英語化

TIPS

Ubuntu 24.04 (Noble Numbat) をインストールした後、ターミナル(端末)で作業しようとして「デスクトップ」や「ダウンロード」といった日本語のディレクトリ名にストレスを感じる方は多いはずです。

cd コマンドで日本語を入力するのは手間ですし、パスの指定も面倒です。これらを一瞬で「Desktop」や「Downloads」などの英語名に変更する方法をブログ形式でまとめました。

Ubuntuを日本語環境でインストールすると、デフォルトではホームディレクトリのフォルダ名が日本語になります。GUI(ファイルマネージャー)で見る分には分かりやすいですが、ターミナルを多用するエンジニアにとっては「不便」でしかありません。

今回は、標準コマンドを使ってこれらを安全に英語名へリネームする方法を解説します。

1. 魔法のコマンドを実行する

ターミナルを開き、以下のコマンドをコピー&ペーストして実行してください。

LANG=C xdg-user-dirs-update --force

このコマンドの仕組み

  • LANG=C: 一時的に言語設定を「英語(C言語標準)」に上書きします。
  • xdg-user-dirs-update: ホームディレクトリの標準フォルダ(DesktopやDocumentsなど)の設定を更新するコマンドです。
  • --force: 現在の設定を無視して、強制的に再設定を行います。

2. ダイアログでの確認

コマンドを実行した後、一度ログアウトして再ログインするか、設定によっては以下のようなダイアログが表示されます。

「Update standard folders to current language?」

(標準フォルダを現在の言語に更新しますか?)

ここで、以下の点に注意して進めてください。

  1. 「Don’t ask me this again(次回から表示しない)」 にチェックを入れる。
  2. 「Update Names(名前を更新)」 ボタンをクリックする。

[!CAUTION]

「Keep Old Names(古い名前を維持)」 を選んでしまうと日本語のままになってしまいます。必ず 「Update Names」 を選択してください。

3. 日本語フォルダが残ってしまった場合の対処法

もし、日本語のフォルダ(「ダウンロード」など)の中に既にファイルが入っていた場合、英語のフォルダが新しく作成されるだけで、古い日本語フォルダが残ることがあります。

その場合は、手動でファイルを移動させてから古いフォルダを削除しましょう。

# 例:日本語フォルダの中にファイルがあるか確認
ls ~/ダウンロード

# 英語フォルダへファイルを移動
mv ~/ダウンロード/* ~/Downloads/

# 空になった日本語フォルダを削除
rmdir ~/ダウンロード ~/テンプレート ~/デスクトップ ~/ドキュメント ~/ビデオ ~/ピクチャ ~/ミュージック ~/公開

4. 設定が反映されているか確認

最後に、ls コマンドでディレクトリ名が英語になっているか確認しましょう。

ls -l ~

実行結果(例):

drwxr-xr-x 2 user user 4096  4月 18 11:20 Desktop
drwxr-xr-x 2 user user 4096  4月 18 11:20 Documents
drwxr-xr-x 2 user user 4096  4月 18 11:20 Downloads
...

無事に英語化されました!

まとめ

Ubuntu 24.04でも、この1行のコマンドだけでターミナル環境が劇的に快適になります。

  • コマンド: LANG=C xdg-user-dirs-update --force
  • ポイント: 実行後のログイン時に「名前の更新」を承諾すること。

これで cd ~/Dow [Tab] キーでサッとディレクトリ移動ができるようになります。Ubuntuをセットアップした直後の「儀式」として、ぜひ活用してください。

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