Ollamaをインストールし、モデルの保存先も大容量ディスクへ移したなら、次は「どのモデルをどう管理するか」が重要になります。
LLM(大規模言語モデル)は1つで数GB、大きいものだと数十GBを消費します。無計画にダウンロードすると、せっかくの空き容量もすぐに消えてしまいます。この記事では、モデルの検索からインストール、そして不要なモデルの削除まで、運用に必須のコマンドをステップ・バイ・ステップで解説します。
1. モデルを探す(検索)
実は現時点のOllama CLIには、apt searchのような「コマンドラインからの検索機能」はありません。モデルを探す際は、公式サイトのライブラリを利用するのが基本です。

- 公式サイトで探す: Ollama Library
- 探し方のコツ: * 人気順:
Llama 3,Gemma 2,Mistralなどが定番です。- 用途別: コード生成なら
CodeLlamaやDeepSeek-Coder、軽量動作ならPhi-3など。 - タグ(サイズ): モデル名の横にある
7b(70億パラメータ)や30bなどの数字に注目してください。数字が大きいほど賢いですが、メモリ(VRAM)とディスクを大量に消費します。
- 用途別: コード生成なら
2. モデルをインストールする(Pull / Run)
モデルを自分のPCに連れてくる方法は2つあります。
とにかくダウンロードだけする (pull)
バックグラウンドでダウンロードしておき、後で使いたい場合に適しています。
# 例: gemma4 をダウンロード
ollama pull gemma4
ダウンロードして即座に実行する (run)
モデルが手元になければダウンロードを開始し、完了後にそのまま対話モードに入ります。
ollama run gemma4
3. インストール済みモデルを管理する
今、自分のPCにどのモデルがどれくらい入っているかを確認します。
モデル一覧を表示 (list)
ollama list
出力される SIZE を見て、ディスクを圧迫していないか定期的にチェックしましょう。
モデルの詳細情報を確認 (show)
そのモデルがどのような設定(ライセンス、パラメータ数、プロンプトテンプレートなど)になっているかを確認できます。
ollama show gemma4 --modelfile
4. 不要なモデルを削除する (rm)
「試してみたけど自分には合わなかった」「新しいバージョンが出たので古いのは消したい」という場合は、放置せずに削除しましょう。
# 特定のモデルを削除
ollama rm gemma4
# タグを指定して削除(例: 2b版だけ消す)
ollama rm gemma4:2b
注意: 削除すると即座にディスク容量が解放されます。間違えて消すと再度数GBのダウンロードが必要になるので気をつけましょう。
5. 運用で役立つ「応用テクニック」
モデルのコピー・リネーム (cp)
既存のモデルをベースに名前を変えたり、設定をいじりたい時に使います。
# gemma2 を 'my-gemma' という名前でコピー
ollama cp gemma4 my-gemma
システムの健康診断
保存先を変更した後は、正しく大容量ディスクが使われているか時々確認しましょう。
# モデル保存先(前回設定したパス)の容量を確認
df -h /home
du -sh /home/ollama/ollama_models
まとめ
Ollamaの運用は、以下の4つのコマンドを覚えておけば完璧です。
ollama pull: 新しいモデルを仲間に加えるollama list: 仲間の一覧とサイズをチェックするollama run: 実際に対話して性能を試すollama rm: 使わなくなったモデルを整理して容量を空ける


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