マイナ保険証の問題点

生活

マイナ保険証の問題は、「デジタルイデオロギー」でただのデジタル化じゃなくて「デジタル化こそが正義」という考え方に基づいて推し進められてることにある。莫大な予算が使われてるのに、本当に社会の利便性が向上するのかは疑問である。しかも、医療機関ではカードエラーや文字化けのトラブルが頻発してて、これから利用率が増えると今以上に混乱する可能性がある。

それに、マイナンバーカードと従来の保険証は機能的にはほぼ同じなのに、無理に新しいシステムを導入してるせいで問題が利用率とともに級数的に増えている。デジタル化の流れを作りたいだけで、国民の便利さよりも官僚の権力や予算拡大が優先されてるのが見えすている。しかも、日本のデジタル化の方向性は時代遅れで、もっと先進的な技術に移行するべきである。

例えば現在の紙の保険証にQRコードやバーコードを付与するなどし、実際に運用し現場レベルでの問題点を洗い出し改善する仕組みを確立した上で、その解決策としてマイナ保険証が適している場合は移行する、といった段階的な対応が必要だと思われます。しかし、現状では「マイナ保険証ありき」で進められているため、目的と手段が曖昧になり、本来は単なる手段であるはずのものが、普及率を上げること自体が目的化してしまっています。その結果、現場は混乱し、運用をどう変えようとも収束の目処が立たない「デスマーチ」状態に陥る可能性があります。

冷静に考えて素材はともあれカードからカードの移行そのものがナンセンスです。

結果的に、マイナ保険証の導入で社会全体の不信感が高まって、監視や管理が強まっていくことが懸念される。だからこそ、ただデジタル化を進めるんじゃなくて、本当に便利で効率的なのかを冷静に見極めることが大事だと思う。

技術的な問題

  • マイナンバーカードのシステムは、従来の保険証システムと比較してわざわざ遠回りをするような仕組みになっており、これが文字化けなどのトラブルの原因となっています。住民票と保険のデータベースのデータ形式の違いなどが、システム連携時のエラーを引き起こします。
  • ICチップの読み取りエラーなど、新たな技術的な問題が発生しています。

運用上の問題

  • マイナ保険証を導入した医療機関で、受付でのエラーや文字化けなどのトラブルが多発しており、その割合は時間の経過とともに増加傾向にあります。
  • トラブルが発生した場合、医療機関の業務が滞り、患者や医療従事者に負担がかかります。
  • 利用率が低い段階でもトラブルが多発しているため、今後利用率が向上すれば、医療機関の麻痺や受付業務の遅延が深刻化する懸念があります。

プライバシーの問題

マイナ保険証によって個人の癖などの情報が判明する可能性が指摘されていますが、これは従来の保険証でも起こりうることであり、マイナンバーカード固有の問題とは断定できません。ただし、マイナンバーカードと保険証が紐付けられること自体に、情報の一元化によるプライバシー侵害への懸念があります。

推進方法の問題

  • マイナンバーカードのメリットについて、具体的な効果の説明が不足しており、事務手続きの簡素化や医療費削減といった当初の目的が明確に示されていません。
  • ポイント付与といったインセンティブで登録を促す手法が、本質的な利便性向上とは言えないという批判があります。
  • 国民の理解や同意が十分でないまま、強引にマイナ保険証への移行が進められているという批判があります。

セキュリティの問題

マイナンバーカードの不正利用に対する懸念がありますが、政府は保険への強制加入制度があるため、理論上は不正をする人がいないはずという立場を取っており、明確な根拠を示せていません。しかし、システム上の脆弱性やカードの紛失・盗難によるリスクは存在します。

コストの問題

  • マイナンバーカードおよび関連システムの開発・運用に多額の予算が投入されていますが、その効果は疑問視されています。
  • カードの発行費用やICチップのコスト、カードリーダーの導入費用などが医療機関の負担となる可能性もあります。

政策決定の問題

  • デジタル化や防衛費といった分野で予算が際限なく増大する背景には、官僚と企業との癒着といった利権構造が存在する可能性が指摘されています。
  • 政府が、必ずしも国民のニーズや利便性を考慮せず、イデオロギー的にデジタル化を推進している側面があります。

問題点総括

マイナ保険証でメリットと言われている機能の多くは、従来の保険証や限度額適用認定証などでも実現可能であり、マイナンバーカードが必須であるとは言えません。

マイナンバーカードには有効期限があり、今後有効期限切れを迎える人が大量に発生するため、更新手続きの煩雑さやシステムへの負荷増大が懸念されます。有効期限切れに国民の意識が低いことも、混乱を招く可能性があります。

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