楽天ROOMとは楽天が公式に提供する、楽天の商品を紹介し合うSNSのようなものです。楽天会員であれば誰でも無料で使用でき、スマホアプリまたはブラウザから操作可能です。他のユーザーが紹介している商品を見て、そこから商品を購入すると、紹介者に成果報酬(紹介手数料)が入る仕組みです。
楽天ROOMの基本操作とランクについて
商品の投稿方法
- 他のユーザーの投稿から、または楽天市場から商品を選んで投稿できます。
- 投稿には商品の紹介文と、可能であればオリジナル写真(実際に商品を使った写真など)を添えることができます(オリジナル写真がなくても投稿は可能です)。
ランク制度
楽天ROOMにはEランクからSランクまでのランクがあり、ランクが高いほどもらえる報酬のパーセンテージが増加します。ランクを上げることは重要です。
- Cランクは、アカウント作成後、プロフィール設定、商品検索の利用、他のユーザーへのフォローといいね、の3つを行うことで達成できます。
- Bランクは、Cランクに加えて毎月2〜3枚のオリジナル写真を投稿することで達成できます。Bランクになると翌月から紹介手数料が1%増加します。
- Aランク、Sランクは非常に難しく、月間1800人〜3500人前後のユニークユーザーを自身の投稿経由で楽天市場へ誘導する必要があります。達成者は全ユーザーのごくわずかであり、まずはBランクを目指すことを推奨しています。
楽天ROOMの稼ぎ方のコツ
- 相互フォロー: フォロワーを増やすために、フォローを返してくれそうなユーザーを積極的にフォローする方法です。これは楽天ROOMでは現在も有効な手段とされています(他のSNSでは推奨されないこともある手法)。
- 空白検索: 検索窓に何も入力せずに検索することで、おすすめ表示されていない新規ユーザーなどを見つけやすくなり、相互フォローやいいね返しの効率を上げることができます。
- 購入履歴からの投稿: 楽天で購入した商品の履歴から投稿することで、Bランク達成に必要なオリジナル写真を用意しやすく、実際のレビューを書けるためフォロワーが集まりやすくなります。
- ジャンルを絞る: 特定のジャンル(例:書籍、ガジェット)に絞って投稿することで、その分野に興味があるフォロワーを獲得しやすくなります。
- ゼロコレ: 深夜0時ちょうどに投稿を開始することで、ランキング集計期間をフルに活用するテクニックです。
- 1日100投稿: 数をこなすことも重要で、最低1日100投稿を続ければ、少なくとも1円を稼ぐ経験はできると述べられています。
稼ぎ方の2ステップ + 番外編
Chat GPTを使った楽天ROOMでの投稿効率化方法が3つのレベルで紹介されています。
ステップ1(超初心者向け)
- 無料のChat GPTとスマホを使用します。
- 楽天ROOMの投稿のスクリーンショットを撮り、その画像をChat GPTに添付して「この商品のレビューを500文字以内で書いてください」などの指示(プロンプト)を送ります。
- Chat GPTが生成したレビュー文をコピーし、楽天ROOMの投稿画面に貼り付けて投稿します。
ステップ2(初心者から一歩抜け出したい人向け)
Chat GPTの有料プラン(Chat GPT PlusまたはChat GPT Pro)が必要です。
- Chat GPTの「GPTsを作成する」機能を使って、楽天ROOMのレビュー作成に特化したオリジナルのAI(GPTs)を作成します。
- 作成するGPTsには、「商品のスクリーンショットが送られてきたら、そのレビュー文を500文字以内で書く」という指示を与えます。
- 一度作成すれば、後はスクリーンショットを送るだけで自動的にレビュー文が生成されるようになり、レベル1よりも手間が省けます。
- 作成したGPTsはスマホでも利用可能です。
- GPTs作成時には「コードインタープリターとデータ分析」の機能を有効にしておくことが推奨されています(AIの性能向上に繋がるため)。
番外編
OpenAI OperatorというAIエージェント機能を使用します(現時点ではChatGPT Pro(月額200ドル)が必要です)。
- AIエージェントは、AIがブラウザを操作して情報を検索したり、ウェブサイト上で特定のアクション(今回の場合は楽天ROOMへの投稿)を実行したりできる機能です。
- 「楽天ROOMの商品を投稿して」といった指示を出すと、AIが自動的に楽天ROOMにアクセスし、商品を投稿する一連の操作を行います。指示によってはレビュー文も自動で書いてくれます。
- これは完全に自動化された投稿(不労所得)の可能性を示唆していますが、いくつかの注意点があります。
- 処理速度がまだ遅い
- 複雑な作業ではミスをすることもあります
- 楽天ROOMの規約上、完全自動投稿は推奨されていません(自己責任で行う必要があります)
- このAIエージェント機能は現状ではまだ実用的とは言えない部分もありますが、将来的には大きく進化する可能性があり、楽天ROOM以外の様々なタスクにも応用できるポテンシャルを秘めていると述べられています。
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