シェルターの上でべたーっと体を伸ばして全く動かない状態のレオパ(ヒョウモントカゲモドキ)を見ると、「どこか具合が悪いのかな…」と心配になってしまいます。
結論から言うと、多くの場合、これは病気ではなくレオパが最高にリラックスしている時の正常な行動(通称:爆睡、または “だらけポーズ”)です。
ただし、いくつかのチェックポイントがありますので、現在の状態と照らし合わせて安心材料にしてください。
💡 なぜシェルターの上で体を伸ばして動かないのか?
1. お腹を温めて消化を助けている(温まり中)
シェルターの上が暖突や保温球、あるいはパネルヒーターの熱でちょうど心地いい温度になっている場合、レオパはそこでお腹や体を密着させて温まります。特に食後は、体温を上げて消化を促進するために、上や床面の暖かい場所でじっと動かなくなることがよくあります。
2. 安全だと確信して「爆睡」している
野生の爬虫類は警戒心が強いですが、飼育環境に完全に慣れて「ここは安全だ」と確信すると、シェルターの外や上で足を後ろにピーンと伸ばしたり、顎を床につけたりして、まるで力尽きたかのように深く眠ります。
- 野生を忘れたポーズ、行き倒れポーズなどとも呼ばれ、飼い主さんを驚かせるレオパの「お家芸」の一つです。
🔍 「病気」か「リラックス」かを見分けるチェックポイント
基本的には心配ないことが多いですが、以下の点に当てはまらないか確認してみてください。
安心なサイン(リラックスしている証拠)
- ピンセットや物音、霧吹きなどで少し刺激を与えると、面倒くさそうにでもゆっくり目を開けたり、動いたりする。
- 夜間や活動時間(電気が消えた後など)になると、いつの間にか起きて歩き回っている。
- 最近もご飯をしっかり食べており、フンも正常に出ている。
⚠️ 注意が必要なサイン(病気や環境不良の可能性)
もし以下の症状が伴っている場合は、体調不良や環境の異常が疑われます。
- 突いても全く反応しない、または極端にぐったりして力が入らない
- 何日も自力で動いた形跡がなく、目を開けない
- ケージ内の温度が低すぎる(全体的に寒くて動けない「低体温」状態)
- お腹が異常に膨らんでいる、または何日もフンが出ていない(便秘・腸閉塞)
- 四肢が不自然に変形している、または自力で体を支えられない(くる病などの栄養障害)
🛠️ 飼い主さんが今できること
きっと温かいシェルターの上があまりにも気持ちよくて、熟睡してしまっているのだと思います。もし、触っても全く反応がなかったり、明らかに呼吸が異常だったりする場合は、保温をしっかりした状態で早めに爬虫類を診られる動物病院へ相談することをおすすめします。
- 少しだけ様子を見るそっと優しく声をかけたり、ケージの扉を少し開けたりして、視線や体にわずかでも反応(目を動かす、呼吸の動きなど)があるか確認してみてください。
- ケージ内の温度をチェックするシェルターの上の温度が、レオパにとって適温(28〜32°C前後)になっているか確認してください。もしケージ全体が20°C前半など低すぎる場合は、寒くて動けなくなっている可能性があるため、保温器具を調整してください。

コメント