学科で90%以上で合格で問題の構成としては
- 常識的な問題
- 基礎知識に関する問題
- 間違えやすいひっかけ問題
があり合格のポイントはこのひっかけ問題を突破できるかできないかに表れます。
ひっかけ問題にはまらないコツ
「しなければならない」 「してはならない」 の違いを理解しよう
- しなければならない
→努力義務 - してはならない
→禁止
語尾を注意して読み込みましょう!
類義語や標識に注意
- 標識
- ~禁止場所
- ~m以内等の数字関係
- 原則と例外
- 徐行か一時停止
- 『○○以下』と『○○未満』
以上→ある基準を含んだ数値より上であること
未満→基準となる数量を含まない
など意味が違いを理解しましょう!
文章の最後の。(まる)まで読む
文章の最後の。(まる)も読むと最後まで文章に目を通したことになるのでひっかかりづらくなります。文章の途中まで読み思い込みで答えるのはダメです!
騙される練習をする
1発合格するコツは「過去問」を解く事です。
語呂で覚えてみる
教習所の先生が直伝されたゴロを二つご紹介します。
追い越し禁止 【【まことの免許 30日交付(コオフ)】】
- マ…………曲がり角付近
- コ…………こう配の急な下り坂
- ト…………トンネル
- ノ…………上り坂の頂上付近
- 30日……30メートル
- コ…………交差点
- オ…………横断歩道や自転車横断帯
- フ…………踏切
駐車禁止場所(駐車:×、停車:〇) 火災が出たら一目散、出口さん、消防工事ごくろうさん
(いちもく・1m)
火災:火災報知器から
(さん・3m)
出口さん:駐車場・車庫などの出入り口から
(ごくろう・5m)
工事:工事現場の端から
消防:消防署の出入り口や消火栓・防火水そうなどこれも
引っ掛け問題
問題1
黄色の灯火の点滅信号は、他の交通に注意して徐行しなければならない。
答えは×です。
黄色の点滅信号は、他の交通に注意して進めば良いです。
従って徐行はしなくてよいです。
ちなみに灯火の点滅の整理をしてみましょう。
灯火の点滅
赤色:停止位置で一時停止し、安全を確認した後に進むことができます。
黄色:他の交通に注意して進むことができます。
問題2
—方通行の道路では、道路の右側部分を通行することができるが、キープレフトの原則により、そのはみ出し方ができるだけ少なくなるようにしなければならない。
答えは×です。
一方通行道路では、右側部分を通行する事ができます。
従ってキープレフトの原則は関係ありません。
道路の右側部分をはみだし通行できる場合を整理してみましょう。
1. 右側通行の標示があるとき
2. 左側部分の幅が車の通行に十分でないとき
3. 工事などのため左側部分を通行できないとき
4. 左側部分が6メートル未満の見通しの良い道路で、他の車を追い越そうとするとき。
(標識・標示で禁止されていたらダメ)
5. 一方通行となっているとき
問題3
道路標識の本標識には、規制、指示、警戒、補助の4種類の標識が存在する。
答えは×です。
本標識は、規制、指示、警戒、案内の4種類です。
補助標識は、本標識には含みません。
問題4
高速道路の本線車道に入るときは、一時停止または徐行して、注意しながら入らなければならない。
答えは×です。
問題5
エンジンの総排気量125㏄以下の普通自動二輪車は、二人乗りでなければ高速道路を通行することができる。
答えは×です。
高速道路を通行できるのは125㏄超のバイクで、最高速度は100km/h。
問題6
横断歩道は、横断する人がいないことが明らかな場合でも、横断歩道の直前でいつでも停止できるように減速して進むべきである。
答えは×です。
横断歩道は、横断する人がいないことが明らかな場合でも、横断歩道の直前でいつでも停止できるように減速して進む。
答えは◯
明らかに人がいないときは、減速する必要はありません!しかし、歩行者や自転車がいるときは、停止線で一時停車して待ちましょう。また、一時停止の標識がある場合や、歩道を横切る場合、踏切を渡る際にも一時停止しないといけないので、しっかりと確認しておきましょう。
問題7
大型貨物自動車に積荷をする高さの制限は、荷台から3.8メートルまでである。
答えは×です。
地面からです。この荷台から~メートルってのはよく試験に出ます。必ず気を付けてください。
問題8
交差点や交差点付近でないところで緊急自動車が近づいてきたときは、徐行しなければならない。
答えは×です。
緊急自動車が近づいてきたときは、「交差点とその付近」か、「それ以外」かで全く違ってきます。「交差点かその付近以外」では、緊急自動車の通行を妨げなければ、一時停止や徐行する必要はありません。
交差点付近を通行中、緊急自動車が近づいてきたので交差点を避け、道路の左側によって徐行した。
答えは×
「徐行した」が×です。 「一時停止した」なら○です。 交差点付近で動いてると、もしかしたら交差点に侵入してしまったり緊急自動車の妨げになったりすることがあるので、危険防止のために止まらなければなりません。
問題9
どのような道路でも、歩行者が通行できるだけの幅を残して駐車しなければならない。
答えは×です。
歩道や路側帯のない道路では、道路の左端に沿って駐車します。
問題10
赤信号では必ず停車しなければならない。
答えは×です。
緊急車両(救急車&消防車&パトカー)はその限りではないです。これは酷いひかっけ問題ですね。
問題11
対面する信号が青色灯火のとき、車は直進、左折、右折をすることができる。
答えは×です。
問題12
夜の道路は危険なので気をつけて運転しなければならない。
答えは×です。
昼間もです。
問題13
車は交通標識を守らなくてはならない。
答えは×です。
人もです。「だけ」なんてどこにも書いてないのに酷いひっかけ問題です。
問題14
自動車の運転者は、自動車の後部座席に他の物を乗車させて運転するときは、そのものにシートベルトを装着させるように努めなければならない。
答えは×です。
問題15
運転中の疲労による影響は手足に最も強く表れ、ハンドルやブレーキ操作が遅れたりする。
答えは×です。
目に表れます。
問題16
トンネルでは、いかなる場合も追い越しをしてはならない。
答えは×です。
追い越し禁止場所は下記です
・道路の曲がり角付近
・上り坂の頂上付近
・こう配の急な下り坂
・トンネル(車両通行帯がある場合を除く)
・交差点とその手前から30m以内の場所
・踏切とその手前から30m以内の場所
・横断歩道とその手前から30m以内の場所(追い抜きも禁止)
・自転車横断帯とその手前から30m以内の場所(追い抜きも禁止)
問題17
横断歩道とその端から前後10m以内の場所は駐停車禁止である。
答えは×です。
駐停車禁止場所は
・駐停車禁止の標識、標示のある場所
・軌道敷内
・坂の頂上付近やこう配の急な上り、下り坂
・トンネル(車両通行帯があってもなくても)
・交差点とその端から5メートル以内の場所
・道路のまがり角から5メートル以内の場所
・横断歩道や自転車横断帯から前後5メートル以内の場所
・踏切とその端から前後10メートル以内の場所
・安全地帯の左側とその前後10メートル以内の場所
・バス、路面電車の停留所の標示坂から10メートル以内の場所(運行時間中に限ります)
問題18
車庫などの自動車専用の出入り口から5m以内の場所は、駐車禁止である。
答えは×です。
駐車場、車庫などの自動車専用の出入口から3メートル以内は「駐車禁止場所」となります。
問題19
一般道路での普通自動車の法定最高速度は、時速50kmである。
答えは×です。
普通自動車の普通乗用車、普通貨物自動車、総排気量660cc以下の普通自動車の一般道路での法定速度は、60km/h
一般道路での法定速度が、60km/hの車
大型乗用自動車、大型貨物自動車、中型乗用自動車、中型貨物自動車、普通乗用自動車、普通貨物自動車、総排気量660cc以下の普通自動車、ミニカー、大型特殊自動車、けん引自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車
問題20
高速自動車国道での大型貨物自動車の法定最高速度は、時速100kmである。
答えは×です。
大型自動車でも、大型乗用自動車は時速100キロメートル、大型貨物自動車は時速80キロメートルとなります。
問題21
買い物をするため、こう配な急な上り坂の途中に30分間車を止めた。
答えは×です。
問題22
進路変更は、標示により禁止されていたり、後続車などの進路を妨げるおそれがある場合以外は、積極的に行うべきである。
答えは×です。
問題23
警笛区間内の交差点では、見通しにかかわらず、警音器を鳴らさなければならない。
答えは×です。
左右の見通しの悪い交差点、曲がり角、上り坂の頂上を通過する際はクラクションを鳴らさなくてはいけません。
問題24
狭い踏切では、対向車と接触しないようにできるだけ左端に寄って通行しなければならない。
答えは×です。
問題25
近くに交差点がない場所で緊急自動車に進路を譲る時は、どんな場合も道路の左側によらなければならない。
答えは×です。
緊急自動車が接近してきたが、交差点付近以外のところだったので道路の左側に寄って進路を譲った。
答えは〇
一方通行の道路では右側に寄るので×にしたいところですが、一方通行道路と記載がないので〇になります。
問題26
オートマチック車のエンジンを始動するときは、ギアが「N」の位置にあることを確かめる。
答えは×です。
エンジンをかけるときは「P」の位置にあることを目で確認します。
問題27
道路工事が行われている場所の付近で駐車が禁止されているのは、その端から3メートル以内の場所である。
答えは×です。
問題28
後輪が横滑りを始めたときは、後輪が滑った方向と反対側にハンドルを切って車の向きを立て直す。
答えは×です。
問題29
車の停止距離は、ブレーキが効き始めてから車が停止する距離のことをいう。
答えは×です。
停止距離とは、その名の通り、自動車が停止するために必要な距離と考えてよいが、空走距離と制動距離の合計です。
停止距離=空走距離+制動距離
問題30
こう配の急な下り坂では徐行しなければならないが、こう配の急な上り坂では徐行の必要はない。
答えは×です。
問題31
原動機付自転車は時速40km以上で走ってはならない。
正解は〇
時速30km以上で走ってはならないので、オーバーしているため〇です。
問題32
手による左折の合図は右腕の肘を垂直に上に曲げるか左腕を水平に伸ばす。
答えは○。
手による左折の合図は、と問われているので手で示す形が正しいかどうかを答えます。
合図の方法について法令の条文を問うものであれば「車体の外に」という文言も必要になります。
問題33
車は自動車や原動機付自転車を追い越す時はその右側を通行して追い越さなければならない。
答えは○。
自転車が他の車両を追い越す際も前車の右側を通行します。自転車が自転車を追い越す場合はもちろん、停止しようとしている等の理由で道路の左端を徐行している自動車を追い越す場合も同様です。
問題34
駐停車禁止のマーク(赤で丸の中に×で中は青色8-20の時間指定付き)と駐車禁止のマーク(赤で丸の中に斜めの斜線で中は青色)この2つの標識はどちらも駐車は禁止だが後者の方は(駐車禁止の方)停車ならできる。
答えは○。
「この2つの標識は」と標識による規制の内容を問われているので、「駐停車禁止」と「駐車禁止」の違いを答えるものです。
問題35
夜は運転を気をつけなければならない
答え×
昼も注意しないといけないから…
問題36
停車可標識と駐車禁止のあるところで、人の乗り降りのために7時間停車した。
答え〇。
人の乗り降りのための停止は時間に関係なく停車です。
1時間でも2時間でも乗降の場合はOKです。
問題37
4トン積みのトラックは普通免許で運転することができる?
答えは×
平成29年から普通免許で運転できるのは2トンまでに変わっています。
参考

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