東京都目黒区に鎮座する八雲氷川神社は、閑静な住宅街にありながら、広々とした境内に豊かな緑を湛える神社です。素盞鳴尊(すさのおのみこと)を主祭神とし、厄除けや縁結び、病気平癒に特にご利益があると信仰されています。地域の人々の暮らしに深く根ざし、穏やかで清々しい空気に満ちた、心落ち着くパワースポットです。
神社の場合は御祭神
主神
素盞鳴尊(すさのおのみこと)
相殿
- 稲田姫命(いなだひめのみこと)
- 大己貴命(おおなむちのみこと)
属性
八雲氷川神社の主祭神は素盞鳴尊(すさのおのみこと)です。素盞鳴尊は、神話において嵐や海を司る神とされ、また疫病を鎮める神としても信仰されてきました。これらの性質から、「風」や「水」の属性が考えられます。
- 風属性: 素盞鳴尊は嵐の神であることから、風のエネルギーと関連付けられます。風の属性は変化や活性化、癒しの力を持つとされ、人々の状況を変える力を持つと言われています 7。
- 水属性: 疫病退散の神として信仰された歴史があり、これは穢れを祓い清める「浄化」の力と結びつきます。水属性は浄化力や適応力に富むとされているため、この点でも関連性が高いと考えられます。
以上のことから、八雲氷川神社は風と水の二つの属性を持つと考えられます。特に、風と水の神である素盞鳴尊と稲田姫命が祀られているため、どちらの要素も強く影響していると推測されます。
歴史
- 社伝によると、天喜年間(1053年〜1058年)に源頼義・義家父子が奥州征伐へ向かう途中に氷川神社を勧請し、創建したと伝えられています。
- 明治40年(1907年)に、境内の稲荷神社、秋葉神社、八幡神社、天祖神社を合祀し、八雲氷川神社と改称しました。
- 昭和51年(1976年)には社殿の改築が行われました。
- 平成10年(1998年)には、社務所・参集殿が改築されました。
ご由緒
天喜年間(1053年~1058年)、源頼義・義家父子が奥州征伐の際に武蔵国へ立ち寄った際、郷民が「武州一ノ宮氷川神社」の分霊を勧請したことが創建の始まりとされています。以来、近隣住民の総鎮守として崇敬されてきました。
ご利益
- 厄除け
- 縁結び
- 病気平癒
- 開運招福
- 家内安全
境内の見どころ
- 夫婦銀杏:推定樹齢500年の大銀杏は、夫婦のように寄り添って立っており、縁結びや夫婦円満のご利益があると言われています。
- 神楽殿:伝統的な建築様式で建てられた神楽殿は、お祭りや神事の際に、雅楽や舞が奉納されます。
アクセス
ご祭神 | 素盞鳴尊・大己貴命・稲田姫命 |
創建時代 | 慶雲四年(707) |
名称 | 八雲氷川神社 |
読み方 | やくもひかわじんじゃ |
参拝にかかる時間 | 20分 |
トイレ | あり |
御朱印 | あり |
住所 | 東京都目黒区八雲2丁目4-16 |
最寄り駅 | ◼︎東急東横線 都立大学駅 徒歩約11分 ◼︎東急東横線 自由が丘駅 ◼︎東急大井町線 自由が丘駅 徒歩約31分 |
近くの神社仏閣
- 大善寺(東京都目黒区八雲4-16-11):都立大学駅から徒歩約18分
- 宝幢院(東京都目黒区八雲1-5-18):都立大学駅から徒歩約11分
- 玉川神社(東京都世田谷区中町4-14-11):都立大学駅から徒歩約15分
- 法徳寺(東京都目黒区柿の木坂3-13-1):都立大学駅から徒歩約19分
- 九品仏浄真寺(東京都世田谷区奥沢7-41-3):都立大学駅から徒歩約20分
近くの食事処
- ア・ターブル:フランス料理(都立大学駅から0.3km)
- 割烹 隆:日本料理(都立大学駅から0.3km)
- ちもと:和菓子(都立大学駅から0.3km)
- トシ・ヨロイヅカ:ケーキ(都立大学駅から0.8km)
- ミナミ:そば(都立大学駅から0.2km)
参考
氷川神社 (目黒区八雲) - Wikipedia
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