水戸市の梅の開花時期は、1月中旬から4月上旬ごろまでと長い期間楽しめ「偕楽園」と「弘道館」の梅の見頃は、例年、2月中旬~3月中旬頃です。桜の開花時期については、気象庁が発表している桜の開花予想や、過去の開花時期のデータを基に予想することができます。 過去30年間のデータを基にすると、平均的な開花時期は3月31日から4月3日頃です。 また、平均開花日は4月1日前後となっています。
水戸の🌸梅まつり


120年以上の歴史をもつ「水戸の梅まつり」。
会場となる偕楽園は金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられており、江戸時代天保13年(1842年)7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により、領民の休養の場所として開園されました。園内には約100品種3,000本もの梅が、春の訪れを告げるかのように可憐に咲き競います。
様々な品種があるため、「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と長期間にわたり観梅を楽しむことができるのも魅力です。
2025年の梅まつり開催期間は2月11日(火曜日)から3月20日(木曜日)。
偕楽園湖畔コース:約30〜45分

第一目標:千波大橋
千波湖(せんばこ)の概要
周囲3km、約332,000平方メートルの面積を持つ湖。その緑豊かな姿は多くの市民に親しまれています。
偕楽園の南東に位置する周囲3kmの湖です。
桜並木の遊歩道が湖をぐるっと囲っており、ウォーキングやジョギングが楽しめます。
千波湖は、日本三名園(兼六園 (金沢市)、後楽園(岡山市)、偕楽園(水戸市))の一つである偕楽園の下に広がる淡水湖です。千波湖とその周辺は、偕楽園の借景となっている自然豊かな空間であり、市民や多くの観光客に親しまれています。
千波湖の歴史
千波湖の成り立ちは、はじまりとして、約2万年前の氷河期や、6000年前頃まで続いた海面上昇の影響で元となる浅い沼が出来ました。江戸時代初期には、水戸藩の城下町建設が進められた際、水戸城の堀として位置づけられ、人の力で整備され、千波湖が形成されました。その時の総面積は約119万平方メートルにも及び、今の千波湖から水戸駅の方角へ3倍(または4.88倍説もあり)ほどの大きさがありました。
千波湖は大正時代の初めから荒廃などが目立つようになり、昭和にかけて干拓・開田が進められた際に大部分が埋め立てられ、現在の千波湖の形になりました。
現在は、千波湖を一周する周回コースが整っており、ウォーキング、ジョギングが楽しめます。
千波湖のお散歩コース
千波公園コース(いばらきヘルスロード指定コース)
千波湖を一周する3.0キロメートルの周回コースです。
桜並木と四季折々の花を楽しみながら水鳥とも遊べます。
夜には色とりどりのライトで彩られた噴水を見ることができます。
- 距離 3.0キロメートル
- 所要時間 約45分
逆川緑地公園コース
逆川緑地の豊かな自然を楽しめるコースです。
現在、桜の名所となるよう植樹等を進められています。
(補足)逆川緑地は、斜面樹林に蓄えられえた豊かな湧水によって息づく自然をそのまま生かした公園です。
- 距離 約1.8キロメートル
- 所要時間 約35分
丸山・桜山・田鶴鳴梅林コース
丸山・桜山・田鶴鳴梅林コースの概要[PDFファイル/1.19MB]
子どもからお年寄りまで楽しめるバリアフリーなコースです。
- 距離 約2.0キロメートル
- 所要時間 約30分
偕楽園:30分~2時間30分
梅の本咲の2月中から3月中ごろが終わってしまったが遅咲きの梅が残ってるかもって感じ。
名 称:偕楽園
住 所:茨城県水戸市常磐町1丁目
電 話:029-244-5454
開園時間:6:00~19:00
入園料金:大人300円
目標:偕楽園駅
偕楽園とは
偕楽園には、拡張部を含めない本園部分だけで100種3000本の梅が植えられており、早春には観梅客でにぎわう。園内には梅の異名「好文木」に由来する別荘好文亭があるが、古代中国の晋の武帝が学問に親しむと花が開き、学問をやめると花が開かなかったという故事に基づいている。藩校「弘道館」は偕楽園と一対の施設であり、同じく梅の名所である。
水戸藩第9代藩主徳川斉昭(烈公)は、1833年(天保4年)藩内一巡後、水戸の千波湖に臨む七面山を切り開き、回遊式庭園とする構想を持った。造園は長尾景虎(後の上杉謙信)を輩出した長尾家の本草学者である長尾景徳が実施した。同じく彼の設立した藩校「弘道館」で文武を学ぶ藩士の余暇休養の場へ供すると同時に、領民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと、この巨大な大名庭園は斉昭自らにより「偕楽園」と名づけられた。「偕楽」とは中国古典である『孟子』の「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という一節から援用したもので、斉昭の揮毫『偕楽園記』では「是れ余が衆と楽しみを同じくするの意なり」と述べられている。水戸学へ帰着する斉昭の愛民精神によりこの庭園は、江戸時代当初から毎月「三」と「八」が付く日には領民にも開放されていた。
伝統を受け継ぎ、日本三名園のうちで唯一、偕楽園のみが入園無料であったが(ただし、前述の好文亭を利用する場合は有料)、2019年2月12日、管理する茨城県が、県外からの観光客を対象に2019年秋にも有料化する方針を発表。2019年2月16日から始まる「水戸の梅まつり」で、園内の一部有料施設で身分証の確認など、県民と県外在住者を区別する実証実験を行うとした。同年6月の茨城県議会に関連条例改正案が提出され、6月24日に可決・成立。同年11月1日から、茨城県民であることを示す身分証明書がない入園者は有料化された。
観光名所ピックアップ
周るスポット
- 東門/偕楽園売店見晴亭
- 仙奕台
- 叶玉泉と太郎杉
→ 偕楽園随一のパワースポットで絶対行く! - 孟宗竹林・大杉森
- 表門
- 東西梅林
- 偕楽園売店見晴亭

★東門/偕楽園売店見晴亭

梅の花に魅了されたら、東門に到着です。
門を入った右側に、料金所があります。
座標:マップ
★仙奕台

見晴広場を抜けると、仙奕台(せんえきだい)があります
崖に突き出た高台に位置する、絶景の場です。
「千波湖や自然の景観を楽しみながら、囲碁や将棋を楽しんで欲しい」という思いから造られたんだそうで、ここから千波湖が一望できます。
▲好文亭

木造二層三階建ての好文亭。
素朴で清雅な雰囲気のある建物です。
- 名称:好文亭
- 電話:029-221-6570(好文亭料金所)
- 営業時間:2月中旬~9/30 9:00~17:00
10/1~2月中旬 9:00~16:30 - 料金:大人200円、小人100円、満70歳以上100円 ※偕楽園本園の入園料が別途必要
- 定休日:12/29~12/31
★叶玉泉と太郎杉:パワースポット

園内には、パワースポットと呼ばれる場所があります。
大理石から湧き出る水、叶玉泉。
偕楽園一帯は豊富に水が湧き、この湧き水は、眼病に効くそうです。
そして叶玉泉前には、巨大な杉の木があります。
座標:マップ
太郎杉(たろうすぎ)と呼ばれるもので、樹齢800年、幹周りは約4.5m。
鎌倉時代初期から、この地の栄枯盛衰を見て来た巨木です。
太郎杉の生命力は、今も旺盛とのこと。
この生命力と力強さから、パワースポットと呼ばれているのかもしれません。
座標:マップ
★孟宗竹林・大杉森

偕楽園内で、陰の世界と呼ばれるエリア、孟宗竹林と大杉森。
庭園歩道の左右に、孟宗竹林と大杉森があって、同時に鑑賞できます。
孟宗竹という竹が、1,000本以上植えられています。
反対側は、大杉森。
杉の大木群から光がこぼれる、美しい風景です。
この陰の世界は、通る人の心を落ち着かせてくれると言いますが、本当その通り。
日常で荒れた心を、優しく穏やかに静めてくれます。
陰の世界を抜けたら、表門に到着です。
★表門

偕楽園の正門である表門。
松材を使った松煙塗(黒色)で、黒門とも呼ばれています。
創建当初の建築物で、築約170年の歴史があります。
座標:マップ
★東西梅林

偕楽園内で、陽の世界と呼ばれるエリア、東西梅林です。
偕楽園を代表する梅の花が咲き誇る場所です。
園内には約100品種・3,000本の梅が植えられています。
★偕楽園売店見晴亭
梅の花に魅了されたら、東門に到着です。
園内を一周して、東門前の偕楽園売店見晴亭につきました。
参考

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