浅草神社(あさくさじんじゃ)は、東京都台東区浅草に所在する浅草寺本堂の東隣りにある神社である。通称に三社権現(さんじゃごんげん)、三社様(さんじゃさま)。5月例大祭は三社祭という。
祭神
浅草寺の創建に関わった土師真中知(はじのまなかち)、檜前浜成(ひのくまのはまなり)、檜前竹成(ひのくまのたけなり)を主祭神[2]とし、東照宮(徳川家康)・大国主命を合祀する。檜前浜成・竹成の他のもう一柱の主祭神については諸説ある[注釈 1]が、浅草神社では土師真中知であるとしている。この三人の霊をもって「三社権現」と称されるようになった。
歴史
社伝によれば、推古天皇36年(628年)3月18日、漁師の檜前浜成・檜前竹成の兄弟が宮戸川(現在の隅田川)で漁をしていたところ、網に同じ人形の像が繰り返し掛かった。兄弟がこの地域で物知りだった土師真中知に相談した所、これは聖観音菩薩像であると教えられ、二人は毎日観音像に祈念するようになった。その後、土師真中知は剃髪して僧となり、自宅を寺とした。これが浅草寺の始まりである。土師真中知の没後、真中知の子の夢に観音菩薩が現れ、そのお告げに従って真中知・浜成・竹成を神として祀ったのが当社の起源であるとしている。
実際には、平安時代の末期から鎌倉時代にかけて、三人の子孫が祖先を神として祀ったものであると考えられている。ご神体として前述三氏を郷土神として祀っている。
明治の神仏分離により浅草寺とは別法人になり、明治元年に三社明神社に改称、明治5年に郷社に列し、明治6年に現在の浅草神社に改称した。
アクセス
ご祭神 | 御祭神:土師真中知命、檜前浜成命、檜前武成命 相殿:徳川家康公、大国主命(大黒様)、事代主命(恵比須様) |
本殿 | 権現造 |
文化財 | 社殿:国宝建造物、重要文化財 |
名称 | 浅草神社 |
読み方 | あさくさじんじゃ |
通称 | 三社様 |
参拝時間 | 下記の通りに社務時間を変更しております。 授与所 受付時間 平日:午前9時~午後4時 土日祝日:午前9時~午後4時半 |
トイレ | 近隣の公衆トイレ |
御朱印 | あり 浅草神社、恵比須様、被官稲荷神社の三種の御朱印がございます。 |
限定御朱印 | あり |
御朱印帳に直書き | あり通常御朱印:ご希望の方に書き入れを行っております。書き置きのご用意もございます。 |
電話番号 | 03-3844-1575 |
ホームページ | https://www.asakusajinja.jp/ |
住所 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
行き方 | 東京メトロ銀座線 浅草駅 都営地下鉄浅草 線浅草駅 東武線 浅草駅 徒歩7分 つくばエクスプレス 浅草駅 徒歩10分 |
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参考
浅草神社 三社様
東京都台東区にある浅草神社(三社様)のホームページです。社殿の歴史や、「三社様」として親しまれている浅草神社の由緒、御祭神をご紹介いたします。三社祭など年中行事のご案内もしております。
浅草神社 - Wikipedia
浅草名所七福神
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