夏にぴったりの山形県の郷土料理「だし」の作り方。きゅうり、なす、オクラ、みょうが、大葉を細かく刻む。味付けはめんつゆ、かつお節、味の素、そして旨みと粘りの決め手「納豆昆布」。全てを混ぜ合わせ、冷蔵庫で一晩寝かせれば完成。ご飯や豆腐、そうめんにかけて食べるのがおすすめ。食欲がない時でもさっぱり食べられる万能常備菜。
はじめに:夏の食卓に革命を!山形の「だし」が最強すぎるって本当?
「暑くて食欲がな〜い…」「毎日そうめんばかりで飽きてきた…」
そんな夏の悩みを一撃で吹き飛ばす、魔法のような料理があるのをご存知ですか?その名も、山形県の郷土料理「だし」!
刻んだ夏野菜の食感と、昆布の旨みが凝縮されたネバネバがたまらない、最高のご飯のお供なんです。今回は、誰でも簡単に作れる絶品「だし」のレシピを、作り方動画を元に徹底解説します。一度作れば、あなたもきっと「だし」の虜になるはず!
用意するのは夏野菜だけ!「だし」の材料と黄金比レシピ
冷蔵庫にある夏野菜で気軽に作れるのが「だし」の魅力。基本の材料はこちらです。
主役の夏野菜たち
- きゅうり:1本
- なす:1本
- オクラ:5本
- みょうが:2個
- 大葉:10枚
味の決め手!調味料はこれだけ
- めんつゆ(3倍濃縮):60cc
- かつお節:1パック(約2.5g)
- 納豆昆布:3つまみ(ひとつまみ1g程度)
- 味の素:小さじ1
誰でもできる!3ステップで完成する「だし」の作り方
作り方は驚くほどシンプル!料理が苦手な方でも絶対に失敗しません。
ステップ1:ひたすら野菜を刻むべし!
まずは野菜を全て細かく刻んでいきます。食感を残すため、なすは5mm角、きゅうりはそれより細かい2〜3mm角に切るのがポイント。刻んだなすは水にさらしてアクを抜いておきましょう。オクラは塩もみしてサッと茹でてから小口切りに。みょうがと大葉は香りが立つようにみじん切りにします。
ステップ2:魔法の粉「納豆昆布」で混ぜるべし!
刻んだ野菜を全てボウルに入れたら、調味料を加えていきます。ここで重要なのが「納豆昆布」!これが「だし」特有の美味しい粘りと、深い旨みを生み出してくれるんです。全ての材料をよーく混ぜ合わせましょう。
ステップ3:冷蔵庫で寝かせるべし!
全体が混ざり、粘りが出てきたらラップをして冷蔵庫へ。最低でも6時間、できれば一晩じっくり寝かせます。この時間がお野菜と昆布の旨みを引き出し、味をまろやかにしてくれるんです。
アレンジは無限大!「だし」の美味しい食べ方アイデア3選
完成した「だし」は、いろいろな料理に使えて超万能!
- 王道!アツアツご飯にのせてまずは炊き立てのご飯にたっぷりかけて。これだけで何杯でも食べられてしまう、まさに「ごはん泥棒」です。
- つるっと!冷奴やそうめんと一緒に冷たいお豆腐にのせれば、さっぱりとした一品料理に。そうめんのつゆに混ぜ込むのも、食感が加わっておすすめです。
- 意外な組み合わせ?お肉料理のソースにも焼いた豚肉や鶏肉の上にのせれば、和風のさっぱりソースに早変わり。こってりしがちなお肉料理を爽やかにしてくれます。
おわりに:この夏は「だし」で決まり!
いかがでしたか?切って混ぜて寝かせるだけで、こんなに美味しくて万能な常備菜が作れるなんて、感動ですよね。野菜もたっぷり摂れるので、夏バテ気味の身体にも嬉しい一品。
ぜひ、今年の夏はあなたの家の冷蔵庫にも「だし」を常備して、暑い毎日を乗り切ってくださいね!
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