東郷神社

観光

東郷神社は東郷平八郎命をおまつりする神社です。「至誠」「勝利」「強運」「縁結び」の神様として多様な世代から崇敬を集めています。 東郷平八郎命の「至誠(まごころ)」は神に通じる」とその一生を貫かれた御徳を後世に顕彰するため、神社におまつりしてほしいと国民からの要望と浄財によって創建された神社です。日本はもとより、世界中の方々からの崇敬を集め、数多く参拝者が訪れています。

東郷平八郎(とうごうへいはちろう)

明治時代、日本海軍の指揮官として日清・日露戦争の勝利に大きく貢献し、日露戦争では連合艦隊司令長官として指揮を執り、世界屈指の戦力とされていたロシア帝国海軍バルチック艦隊に完全勝利した。
「アドミラル東郷」として世界中にその名を広く知られ、国内外で英雄視された。
最終階級は元帥海軍大将、世界三大提督の1人に数えられる。

拝殿に掲げられた勝利祈願のZ旗

出典:東郷神社HP

船同士の意思疎通のために用いる国際信号旗の1つで、国際的には深い意味を持たない。
日露戦争時の日本海海戦において、東郷平八郎連合艦隊司令長官の座乗する旗艦「三笠」のマストに「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」とZ旗を掲げて全軍の士気を鼓舞し、世界屈指の戦力とされていたロシア帝国海軍バルチック艦隊に完全勝利。
この事から日本ではZ旗が特別な意味を持つ事となり、「勝利」を祈願して用いられる。

東郷神社のお庭にはライオン

出典:東郷神社HP

境内にいるちょっとカクカクした狛犬。珍しいねとよく言われます。実はこれ獅子(ライオン)でいわゆる狛犬とは違うんです。これは東京築地の国立がんセンターの所に建っていた有栖川宮威仁親王の御銅像の台座の四隅にあったもので、戦災を免れた後、高松宮殿下から東郷神社に下賜された歴史ある獅子なのです。

ハローキティのコラボ授与品

出典:東郷神社HP

水兵さんのキティちゃんやキティちゃんのご朱印帳どれも東郷神社の限定バージョンです。今では日本の様々な神社仏閣でもキティちゃんを目にすることはありますが、その初まりは東郷神社と言われています。日本の伝統文化と原宿のかわいい文化との融合は竹下通りに隣接するこの場所だからこそのことでした。新しい感性を柔軟に取り入れながら伝統や文化を発信することも東郷神社の使命なのです。

毎月1日限定の強運御守

出典:東郷神社HP

毎月1日、5/28、5/30、12/22のみ東郷平八郎の強運にあやかって頒布される御守。

原宿と言う地名は、ありません。

原宿(HARAJYUKU)海外でもご存知の方が多い駅名でありエリアで、原宿の東郷神社さんといわれることもあります。しかしながら、、、実は原宿という地名はないんです。古くは鎌倉時代からこの辺りは原宿と呼ばれていたとされていますが、明治時代以降、区画整理や行政区の整理が進み、原宿という地名は1965年に神宮前という地名に統合されたのです。ですが今なお、たくさんの人に愛される原宿という地名。その知名度はこれからも国内外でさらに高まっていくのではないでしょうか。

東郷平八郎

東郷平八郎は、薩摩藩出身の海軍軍人で、日露戦争における日本海海戦の勝利で「東洋のネルソン」と称えられた、明治・昭和期の国民的英雄です。

東郷平八郎は、近代日本海軍の礎を築き、日本の国際的地位向上に大きく貢献した人物で、彼の功績は、現代においても高く評価され各地に東郷神社が建立されている。

東郷平八郎の生涯
  • 1848年
    誕生

    1848年1月27日(弘化4年12月22日)、薩摩国鹿児島郡加治屋町(現在の鹿児島県鹿児島市加治屋町)に誕生

  • 1861年
    元服

    幼少期から母・益子の厳格な教育を受け、14歳で元服
    藩庁に書役として勤務

  • 1862年
    薩英戦争に参戦

    16歳で薩英戦争に参戦
    この経験から海軍の重要性を認識し、海軍に入ることを決意

  • 1867年
    戊辰戦争

    戊辰戦争では薩摩藩の軍艦「春日」に乗組員として従軍

  • 1871年
    イギリス間留学

    明治維新後、イギリスに7年間留学
    航海術や造船技術を学び、世界一周も経験
    1878年帰国後、海軍に貢献

  • 1894年
    日清戦争

    日清戦争では「浪速」艦長として従軍し、高陞号事件で活躍

  • 1904年
    日露戦争

    日露戦争では連合艦隊司令長官に就任
    「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」の電文で知られる日本海海戦を指揮し、バルチック艦隊を壊滅させて日本の勝利に貢献し国民的英雄となる

  • 1913年
    元帥海軍大将に昇進

    戦後、元帥海軍大将に昇進
    東宮御学問所総裁なども務めた

  • 1934年
    86歳で死去

    1934年(昭和9年)5月30日、86歳で死去
    国葬が執り行われた

人物像

  • 沈着冷静な性格で、戦況を的確に判断し、大胆な作戦を立案・実行したことで知られる。
  • 部下思いの人物でもあり、部下からの信頼も厚かった。
  • 質素倹約を旨とし、私生活においても質素な生活を送っていた。
  • 母の教えである「負けやんな」を生涯の指針としていた。

アクセス

公式サイト東郷神社
住所〒150-0001
東京都渋谷区神宮前1丁目5−3
営業時間11月〜3月:6時30分~17時00分
4〜10月:6時00分~17時00分
元日のみ:午前0時~18時00分
電話番号03-3403-3591
電車JR山手線「原宿駅」
竹下口より徒歩3分

東京メトロ(千代田線・副都心線)「明治神宮前駅」
5番出口より徒歩5分

参考

東郷神社
東京の都心、渋谷区原宿に鎮座する神社です。勝利と至誠の神様として世界中の人に敬われる東郷平八郎命を御祭神にお祀りしています。必勝祈願、良縁祈願、合格祈願、厄除け祈願をはじめ、人生関わる様々なご祈願を執り行っております 。

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