東京世田谷に佇む桜神宮は、都会の喧騒を忘れさせる静謐な空間です。縁結びや安産、厄除けにご利益があるとされ、特に女性からの信仰を集めています。春には桜が咲き誇り、その美しさは訪れる人々を魅了します。境内には可愛らしい「桜」をモチーフにした授与品も多く、心癒されるひとときを過ごせるでしょう。知る人ぞ知る、都会のオアシスとも言える神社です。
御祭神
- 天御中主神(アメノミナカヌシノカミ)
- 高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
- 神皇産霊神(カミムスビノカミ)
- 伊邪那岐尊(イザナギノミコト)
- 伊邪那美尊(イザナミノミコト)
属性
空属性
歴史
桜神宮は、明治15年(1882年)に桜町神社の社殿を移築し、当時の神官であった田中正綱によって創建されました。明治32年(1899年)には神明造の社殿が竣工し、大正12年(1923年)の関東大震災では社殿が焼失しましたが、大正15年(1926年)には再建されました。昭和20年(1945年)の東京大空襲でも被害を受けましたが、戦後に復興し、現在に至ります。
ご由緒
桜神宮は、伊勢神宮の祭神である天照大御神を勧請し、さらに天地開闢の神々や国生みの神々を祀る神社です。特に、皇室の祖先神である天御中主神を祀っていることから、古くから皇室とのゆかりが深いとされています。創建当初は、神道事務局の管轄下にありましたが、明治維新後の神仏分離の流れの中で独立し、独自の神道を広める拠点となりました。
ご利益
- 縁結び
- 安産・子授け
- 厄除け
- 学業成就
- 商売繁盛
境内の見どころ
- 桜の木々: 春には社名の通り、美しい桜が境内を彩ります。特に、ソメイヨシノやしだれ桜が見事です。
- 手水舎の龍: 清らかな水が流れる手水舎には、立派な龍の像が配されており、水の神聖さを感じさせます。
- 社殿: 神明造の社殿は、清らかで厳かな雰囲気を醸し出しています。
- 「えんむすびの木」: 境内に立つこの木には、縁結びを願う絵馬が多数奉納されており、その願いの多さに驚かされます。
アクセス
御祭神 | ・天御中主神(アメノミナカヌシノカミ) ・高皇産霊神(タカミムスビノカミ) ・神皇産霊神(カミムスビノカミ) ・伊邪那岐尊(イザナギノミコト) ・伊邪那美尊(イザナミノミコト) |
名称 | 桜神宮 |
読み方 | さくらじんぐう |
通称 | 世田谷のお伊勢さん |
参拝時間 | 9時~17時 |
御朱印 | あり |
電話番号 | 03-3429-0869 |
ホームページ | https://www.sakura.jingu.net |
住所 | 東京都世田谷区新町3-21-3 |
最寄り駅 | ◼︎東急田園都市線 桜新町駅 徒歩約4分 ◼︎東急世田谷線 上町駅 ◼︎東急世田谷線 世田谷駅 徒歩約31分 |
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近くの神社仏閣
- 世田谷八幡宮: 桜神宮から北へ徒歩圏内。武蔵野の総鎮守として知られ、厄除けや勝負運にご利益があります。
参考
古式神道 桜神宮
世田谷区の桜新町にある古式神道の神社です。全国でも数少ない火渡り、釜鳴りなどの神事を執り行います。諸祈願(神前結婚式、八方除、安産祈願、初宮詣、七五三、出張祭典)ご相談ください
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