エンジニアの作業効率を爆速にする macOS 標準コマンドは、他にも宝の山のように眠っています。
1. クリップボードの双璧:pbcopy & pbpaste
pbcopy の相棒が pbpaste です。
pbcopy: 標準入力をクリップボードへ。pbpaste: クリップボードの中身を標準出力へ。
# クリップボードの内容をファイルに書き出す
pbpaste > memo.txt
# 前のコマンドの出力をコピーして、別のファイルに追記する
cat summary.md | pbcopy
2. ターミナルから Finder を操る:open
ディレクトリやファイルを、関連付けられたアプリで開きます。
open .: 現在のディレクトリを Finder で開く(一番使います)。open -a "Visual Studio Code" .: 指定したアプリで開く。open: ブラウザで URL を開く。(https://google.com)Google
3. スリープを阻止する:caffeinate
重いバッチ処理やダウンロード中、Mac が寝てしまわないようにします。
caffeinate -i: コマンド実行中だけスリープを防止。caffeinate -u -t 3600: 指定した秒数(1時間)だけスリープを防止。
4. 画像処理の隠れた名手:sips
ImageMagick を入れなくても、標準でリサイズや変換が可能です。
sips -s format png input.webp --out output.png: WebP を PNG に変換。sips -Z 800 image.jpg: アスペクト比を維持して最大幅 800px にリサイズ。
5. コマンドライン版 Spotlight:mdfind
GUI の Spotlight 検索をターミナルから超高速で実行します。
mdfind "分析": ファイル名だけでなく、ファイル内テキストも含めて爆速検索。mdfind -name "summary.md": ファイル名だけで検索。
6. 回線速度を計測する:networkQuality
Monterey (2021) から搭載された比較的新しいコマンド。サイトにアクセスせず速度が測れます。
networkQuality: 上り・下りの帯域幅とレスポンス性(RPM)を測定。
7. テキスト形式を自由自在に変換:textutil
.docx や .rtf、.html をプレーンテキストに変換する際に重宝します。
textutil -convert txt document.docx: Word ファイルを爆速でテキスト化して中身を確認。
8. Mac を喋らせる:say
意外とデバッグに便利です。重い処理が終わった時に声で教えてくれます。
./heavy_script.sh && say "Done!": 処理が終わったら「Done!」と喋る。say -v Kyoko "処理が完了しました": 日本語も対応。


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