下谷摩利支天 徳大寺

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御徒町駅周辺は、アメ横の賑わいだけでなく、歴史と信仰が息づく多様な寺社への玄関口です。商店街の真上にあるユニークな摩利支天徳大寺から、学問の神様として名高い湯島天満宮、都内最古のお稲荷様である下谷神社、そして徳川家の威光を今に伝える上野東照...

徳大寺(とくだいじ)は、東京都台東区上野4丁目アメヤ横丁のほど近くにある日蓮宗の寺院。山号は妙宣山。本尊は大曼荼羅。開運摩利支天を祀ることから下谷摩利支天(したやまりしてん)とも呼ばれる。旧本山は大本山中山法華経寺。親師法縁。

ご由緒

江戸時初めの寛永年間に慈光院日遣上人によって創建され、正式には日蓮宗妙宣山徳大寺と申します。また、仏教の守護神である開運大摩利支尊天を奉安することから摩利支天徳大寺とも称し、下谷広小路(現在の上野広小路)に位置したことから、下谷摩利支天とも呼ばれて参りました。

寺宝として奉安する摩利支天像は、江戸時代中期の京都にて霊夢感得されたご尊像と伝わり、宝永五年(一七〇八)九月に当山へ安置されました。その一連の経緯は、文化十二年(一八一五)に発行された『摩利支天略縁起』に、次のように記されております。

「当寺奉安の摩利支尊天は、施無畏の後身、聖徳皇太子の御手彫なり。下総正中山法華経寺、第五十五世、成遠院日達上人、京北叡昌山本法寺貫頂として、既に正中輪番に下らんとて、東方弘通の擁護を祈られしに、或夜夢らく、尊天来臨ましまし、東の方に立たせ給うと。実に其年正月二日の夜なり。覚めて後、見に一?の霊像を感得し見るに、夢に拝する如く異なることなかりき。躬暫くも離たず。弘通功成りて、帰京の日、霊夢の事を思い、此尊天、東土に縁のましますとて、即ち当寺に什襲奉安し、永く自他の利益を仰ぎ願う。」

以後、聖徳太子の御作と伝わる御尊像に開運吉祥の御利益を授かろうと、全国よりの絶えざる善男善女の参詣により山門は俄然活況を呈し、いつしかその門前通りは下谷広小路の摩利支天横丁と呼ばれるようになりました。

アクセス

ご本尊大曼荼羅
摩利支天
宗旨・宗派日蓮宗
創建時代未詳(江戸時代前期)
開山・開基日遣
名称摩利支天 徳大寺
読み方まりしてん とくだいじ
通称下谷摩利支天
参拝時間6:30~18:30
参拝にかかる時間15~30分
御朱印あり
電話番号03-3831-4541
ホームページhttps://marishiten-tokudaiji.com
住所東京都台東区上野4-6-2
最寄り駅◼︎都営大江戸線 上野御徒町駅
徒歩約1分

◼︎JR山手線 御徒町駅
◼︎JR京浜東北線 御徒町駅
 徒歩約3分

◼︎東京メトロ銀座線 上野広小路駅
 徒歩約4分

参考

摩利支天 徳大寺 東京 上野広小路 アメ横
東京 上野広小路、この地に開創四百年。厄を除き、福を招き、運を開く、開運勝利の守護神。 摩利支天 徳大寺。
徳大寺 - Wikipedia

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