創建は、鎌倉時代に江戸氏が山王宮を祀ったことを起源とするが、直接的には文明10年(1478年)、太田道灌が江戸城築城にあたり、川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である仙波日枝神社を勧請したことに始まる。徳川家康が江戸に移封されたとき、城内の紅葉山に遷座し、江戸城の鎮守とした。
歴史と由緒
その歴史は鎌倉時代にまで遡ります。江戸氏が山王宮を祀ったのが始まりとされ、文明10年(1478年)には太田道灌が江戸城鎮護のために川越山王社を城内に勧請しました。徳川家康公が江戸に入ると、「徳川家の守り神」「江戸の産神」として篤く崇敬されました。その後、江戸城の拡張に伴い、万治2年(1659年)に現在の永田町の地に遷座し、「皇城之鎮」(皇居の守り神)として、また江戸・東京の鎮守として今日まで信仰を集めています。
稲荷参道の千本鳥居

日枝神社の境内内にある山王稲荷神社の参道に、稲荷参道の千本鳥居があります。朱色がよく映えた美しい千本鳥居は日枝神社のなかでもとりわけ人気の写真スポットです。
神猿像

日枝神社の大きな特徴となっているのが、境内に狛犬ではなく“猿”が置かれているところ。猿は主祭神である大山咋神の使いといわれており、神猿(まさる)として古くから信仰されてきました。
神猿の“まさる”という読み方には、勝る(まさる)や魔が去る(まがさる)、音読みの“えん”からは縁(えん)という言葉に関連することから、勝運や魔除けの神だけでなく商売繁盛や縁結びにご利益があるとして祈願しに来る人も多いです。
アクセス
ご祭神 | 《主》大山咋神 《配》国常立神,伊弉冉神,足仲彦尊 |
創建時代 | 鎌倉時代初期 |
本殿 | 権現造 |
名称 | 日枝神社 |
読み方 | ひえじんじゃ |
通称 | 山王日枝神社・山王さん |
参拝時間 | 6:00~17:00 |
御朱印 | あり |
限定御朱印 | あり |
電話番号 | 03-3581-2471 |
ホームページ | https://www.hiejinja.net |
住所 | 東京都千代田区永田町2-10-5 |
近くの駅 | ◼︎東京メトロ銀座線 溜池山王駅 ◼︎東京メトロ南北線 溜池山王駅 徒歩約3分 ◼︎東京メトロ千代田線 赤坂駅 徒歩約5分 ◼︎東京メトロ銀座線 赤坂見附駅 ◼︎東京メトロ丸ノ内線 赤坂見附駅 徒歩約9分 |
参考

皇城の鎮 日枝神社 | トップページ
日枝神社のご祭神、ご由緒、宝仏殿のご案内。ご祈願・ご参拝は東京・赤坂にある日枝神社へ。東京メトロ千代田線の赤坂駅から徒歩3分。厄除け・七五三詣・お宮参り・安産など年中無休で受付けております。

山王祭 - 日枝神社
日枝神社がおくる日本三大祭の山王祭公式サイト。山王祭の詳細情報を提供しています。
コメント